電気ケトル消費電力

電気ケトルの発熱の仕組み
電気ケトルは、ケトル下部にある電源プレートに本体をセットし、電熱ヒーターに通電させることで加熱し、プレートに熱を伝達させてお湯を沸かしています。沸いたお湯から出る蒸気を使用して温度検知し、電熱ヒーターへの通電を停止させることで、沸騰後の停止動作がなされています。

例えば、0.5リットル程度のサイズの電気ケトルを使用し、水温20℃程度の水から沸かす場合、約3分前後の時間を要します。0.15リットル程度の水量であれば、約1分で沸騰させることができます。

水を電熱によって加熱するという方法ですから、製品によって沸騰時間が速い、遅いといった違いはほとんどなく、概ねどの製品でも同様の時間で水が湧き上がります。家庭用の100V電源から電源供給する場合、最大で1,200W程度の消費電力を得るのが限界ですから、例えば0.5リットルの電気ケトルでは、約3分が必要な沸騰時間となります